小林製薬さんのネーミング戦略

特徴的なネーミングですぐに思いつくのが小林製薬さんの商品です。

・アイボン→洗眼薬

・ケシミン→しみ予防

・熱さまシート→風邪などの発熱対策

・命の母→ホルモンバランス、自律神経の不調による諸症状を緩和

・サラサーティ→生理用品

・アンメルツヨコヨコ→肩こり・筋肉痛

・のどぬ~る→のどの殺菌・消毒

・生葉(しょうよう)→歯グキの腫れ・痛みなどに伴う歯肉炎

・ナイトミン→鼻呼吸テープ

 これらは皆さんも良く知っている名前の商品でしょう!ざっと挙げただけでもこれだけありますが、他にもたくさんあります。

 小林製薬さんのネーミングの特徴としては、

・商品の効能、用途、使い方などを連想しやすい

・覚えやすい

・目立つ、インパクトがある(商品のパッケージのデザインも含めて)

 アイボン→「アイ」(眼)から洗眼薬だとわかりやすい

 熱さまシート→額に貼って熱をさますシート(そのままやん)

 ケシミン→「シミ」を消す(だじゃれ?)

 のどぬ~る→のどに塗る(これもそのままやな)

 サラサーティ→さらさらしている?

 医療関係の製品の名前は外国語(ドイツ語?)っぽい名前が多いイメージがありますが、小林製薬さんの製品は一際特徴的です。

 小林製薬さんの社内で商品のネーミングに関して、強いこだわりと、マーケティング及び商標登録を検討した上での深い戦略があると聞いております。

 一応、私は弁理士という職業をやっていますので商標登録に関する専門家ですが(弁理士については日本弁理士会の「弁理士とは」をご参照ください。)、商標登録という観点から見て難易度の高い絶妙なネーミングだと思います。

 商標というのは、商品の効用、用途、使い方を普通に表示する名称は商標登録されません。この点は、「商標登録を受けるための条件は?」をご参照ください。

 商品の効用、用途、使い方そのままだと商品の識別性がないとして登録されないため、小林製薬さんは少しひねりを加えています。

 また、テレビなどの媒体で大量のCMを流すことで、消費者に商品名を浸透させています。小林製薬さんは、このようなネーミング戦略、ブランド戦略を用いています。

 ちなみに、小林製薬さんの商品をたくさん紹介しましたが、私は小林製薬さんと何の関係もございません。

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