日本ネーミング大賞2020が12月2日に発表されました。結果は以下の通りです。
日本ネーミング大賞
【最優秀賞(大賞)】
鼻セレブ(日用品・雑貨部門)
【優秀賞】
ガリガリ君(菓子・アイス・スイーツ部門)
カップヌードル(食品・調味料・サプリ部門)
午後の紅茶(飲料部門)
一番搾り(アルコール部門)
救心(医薬品系部門)
NONIO(化粧品・トイレタリー部門)
ウォシュレット(家電・ゲーム部門)
PayPay(情報サービス・アプリ部門)
宅急便(旅行・交通・物流部門)
東京スカイツリー(不動産・商業施設部門)
SKYLINE(自動車部門)
AIRism(アパレル部門)
MUJI(屋号部門)
(CIAO)ちゅ~る(その他)
このような賞があるのを知りませんでした。それもそのはず、今回が第1回だったようです。
日本ネーミング大賞は、優れた商品名・サービス名・社名に対して与えられる賞なのだそうで、発売・発表の年に関係なく、いつ発売された商品等でも期間(今回は2019年10月1日~2020年9月30日)中に販売・提供されていれば審査の対象になるそうです。
主催 一般社団法人 日本ネーミング協会
後援企業・団体 特許庁
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会
一般社団法人 日本広告業協会(JAAA)
審査委員長は爆笑問題の太田光氏、特別顧問は太田光氏の妻で芸能事務所タイタン代表の太田光代氏です。
受賞したネーミングは、当然、いずれも超有名なものばかりです。
「鼻セレブ」が大賞を受賞したのは、商品名を変えたことで爆発的に売り上げを伸ばし、今も人気であることが理由です。
受賞したものには、発売開始がかなり古いものが含まれています。
「救心」は大正14年発売だそうです。
来年も注目してみます。
日本ネーミング大賞について調べてみて一番興味を持ったのは、受賞した各ネーミングよりも「日本ネーミング協会」のロゴです。

「ね」のロゴはインパクトがあります。
よく見ると、「ね」の文字の中に「JAPAN NAMING ASSOCIATION」の文字が入っています。
また、「ね」の左下に落款が入っています。落款の中の文字はよく読めません。
「ね」の右上の2つの円は何を意味しているのでしょうか?
「ね」の1文字と落款と2つの円の図形からなるロゴは、全体的に日本風なイメージのロゴになっています。
ロゴは似たようなものが多いと印象に残りにくいですが、「ね」のロゴはインパクトがあって印象に残りやすいです。